Btype info: 2月 2013

2013年2月24日日曜日

【ガジェットレビュー61】クラークスデザートブーツをビブラムソールNo.4041にオールソールしたらイケテル件

２０１２年一番履いた靴”クラークスデザートブーツ”。
ただ残念な事に履きすぎてクレープソールに穴が空いてしまいました。。。
梅雨の雨の日も、灼熱の夏の日も,週３回ほど履いていましたらしかたないのですが、
ソール以外の状態はすごくいいのです。特にアッパーはスエード用のブラシやスエードスプレーを使ってこまめに手入れをしていたので、色あせもなくて新品みたいなもの。いくらなんでもこのまま捨てるのはもったいないと思い、ソールの交換（オールソール）をしようと色々調べたのですが、クラークスのデザートブーツはステッチダウンという製法で作られている為、オールソールは難しいということが判明。幾つか有名リペアショップに相談したのですがあまり良い返事をもらえず、藁をもすがる思いでGoogle先生で調べたところ世田谷代田のBRASSさんでは修理可能との事がわかりました。さらにソールの種類も選べられるという嬉しいおまけまつき！。もともと僕はデザートブーツのクレープソールは厚さ不足の為か、イマイチな履き心地だと感じていたので、一石二鳥とばかりにおねがいしました。BRASSさんのブログで紹介されている、USとのコラボ商品はデザートブーツ＋ビブラムNo.4014ソールの組み合わせでなかなかいい感じの仕上がり！
僕はこれをまるっとパクってww、BRASSさんにお願いして完成したのがこれ↓

クラークスデザートブーツ×ビブラムNo.4014のコンボモデルです

元々のクラークスデザートブーツオリジナルがこれ↓なので比べてみると分かりやすいです

どうです
オリジナルとは違って、ベージュのソールでキャラ立ちしましたよね！？
オリジナルの持っている”無敵の汎用性”は多少落ちるかもしれませんが、カジュアル感が強く出ているので、より一層ジーンズに合わせやすくなり、これからの春〜夏の季節に活躍できそうです。

ちなみにオールソールをする為に、BRASSさんでは、靴をぐるりと囲むステッチをほどいてから、縫い直しているとのこと。そのためステッチの色が少し明るくなり、ソールのベージュといい感じで色があっています。これは嬉しい誤算でした！
ヒール部分はだいぶ厚くなりました
足長効果も期待できそうww

横からのシルエットはこんな感じ

↓のオリジナルと比べるとヒールが高くなり、ミッドソールが入っているのが分かると思います。ビブラムソールの形状に併せて波をうつような形でミッドソールが整形されていますね。今回ミッドソールは3mmのものを入れて頂きましたので、履き心地がしゃきっとし、オールソールが今後は可能になります。

トゥのアップを見て頂くとよりはっきりとミッドソールが分かりますね。

ソールパターンはこんな感じ

オリジナルのクレープソールに比べて屈曲性は劣りますが、軽くなりました。またミッドソールの入れたため、靴自体の剛性がぐっと上がり、しっかりした履き心地に。オリジナルのすこしなよっとした履き心地よりも、僕は好きですね！

どうでしょうか？
オールソールをしただけですが、シルエットも履き心地も、色も変わったので、もうほとんどオリジナルの靴といっていいほどの出来映え！
僕と同じ様にクラークスのデザートブーツをお持ちでソールだけがへたった方は、是非BRASSさんでオールソールにチャレンジしてみることをお勧めします！！

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クロケット＆ジョーンズチャートシー
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【ガジェットレビュー60】ミニマルデザインジーンズ　A.P.Cジーンズを１０年ぶりに購入！

ガジェットレビュー６０回目は、華麗な復活を遂げたA.P.Cのジーンズをレポートします。

A.P.Cといえばジャントゥイトゥが操業したフランスのカジュアルブランド。アニエスb.によって大ヒットしたフレンチカジュアルの流れで登場しながらも、アニエスb.とはまた違った、”静的”で”内面的”な独特の世界観の服は９０年代に大ヒットしました。僕もご多分に漏れず、大学時代になけなしのバイト代で代官山の１号店には通い、ジーンズやPコートなんか買ってました。普遍的でミニマルなデザインの服は１０年経った今でも古さを感じさせず、いまでも一軍です。
またA.P.Cは本格的なデニムにも定評があり、深い藍・赤ミミ・細身のストレートレッグと本格的な仕様は今のデニムの流れを作ったオリジンと言ってもいいと思います。リーバイスとはまた違ったもう一つのスタンダードと言ってもいいのではないでしょうか。
そんな思い入れたっぷりなA.P.Cですが、新作からは少しの間足が遠のいていました。
が、、、先日購入したPOPEYE STYLE SAMPLE'13の特集で紹介されたJ.crewのファッションディレクターJACK O'CONNER氏の紹介記事を見て、俄然興味がわいてきました！

この写真での右上２つでJACK O'CONNER氏がはいているのはA.P.Cのジーンズ。
細身でちょいテーパードしたこのシルエットはまさに理想！
Jcrewのディレクターが自社のブランドのジーンズ以外をはいているということ、その事実自体がA.P.Cジーンズの完成度を表していると思います。僕の手持ちのジーンズではヌーディージーンズに近いのですが、よりシンプルで静的な魅力をもっています。バブアーのビューウィックやトリッカーズのシューズといったイングランド系のファッションと相性が抜群に良いので、A.P.C吉祥寺店の試着して即買い。シルエットはいくつかあったのですが、最新のシルエットであるニューキュアジーンズをセレクト。

すきっとした細身のストレートルック！
ジーンズの王道ですよね

バックスタイルも非常にシンプル
小振りなヒップポケットにステッチさえ入っていません
その他よけいな装飾も一切なし

このシンプルなポケットさえ個性的に見えてしまうところがミニマムを標榜するA.P.C のデザイン哲学のなせる技です

シンプルなジーンズですがディテールは凝っています
このジーンズで唯一目立つのが、シルバーのフロントボタン
藍色のジーンズにシルバーが目立ちます

生地の裏にもいくつかコダワリが
セルビッチの赤耳も特徴の一つ
６６ジーンズを意識したディテールで、ロールアップする時のポイントになります

リベットの裏打ちも本格的
しっかりとシルバーの輝きを放っています
こんなところ誰も見ないのに凝っているところがここんちらしいww

履き心地は足にぴたっとフィットする感じでスキニーっぽい感じです

じつはここんちのデニムは既に１０年ぶりの5本目。
久々に買ったこいつはトリッカーズやクロケット＆ジョーンズなどの茶色の革靴と合わせて大人っぽく育てるつもりです。

2013年2月12日火曜日

【ガジェットレビュー59】めちゃめちゃ履きやすい！！オールデンインディーブーツ405(Alden indyBoots405)をヤフオクでゲット！

ガジェットレビュー59は、念願のオールデンインディーブーツ405(Alden indyBoots405)をついにゲットしたので渾身のレビューです！

今回ゲットしたオールデンインディーブーツ405(Alden indyBoots405)はコードヴァンのチャッカブーツに続いて２足目のオールデン。正直なところオールデンの代名詞的存在である”コードヴァン”のチャッカブーツは、磨くと唯一無二の存在になるのですが、履くとなると相当気を使うのが珠に傷。雨が降れば雨じみが恐いし、満員電車の中で踏まれれば傷が気になるし、会社の中で履くのにはあの怪しいテカリがちょっと目立ちすぎるし...

と言う感じで、なかなか履く機会に恵まれません。

コードヴァンの艶の魅力に惹かれつつ、実用性考えるとやっぱりカーフは捨てがたい。雨でも雪でも満員電車でも気を使わない、履きやすいブーツが欲しい！中でも履きやすいラストのオールデンだったらBestなんだけどなー、と考えていたところにGoogle先生が教えてくれたのがこの”オールデンインディーブーツ405(Alden indyBoots405)”なのです

何でもハリソンフォードが出世作のインディジョーンズの撮影時に自ら持ち込み映画で使ったと言う伝説の一足。オールデンらしからぬ（！？）ワイルドなルックスに、履きやすそーなカーフが組合わさった今時の逸品です。カジュアル化が進む通勤服にはちょうどいい感じのルックスにやられました。ラコタハウスによる正規輸入が最近始まったらしく、都内のセレクトショップでも結構見られる様になっています。
僕は下北沢の某ショップで、軽い気持ちで試し履きさせて頂きました。
オールデンと言ってもワークブーツなの履き味は期待せず、まあレッドウイング的な代物だろうと足をいれてそろりと歩いたところ、、、、

え！？なにこれ
めちゃめちゃ履きやすい！！

見た目はいかついブーツですが、履くと良質な革靴って感じのフィット感。
踵から土踏まずにかけてのサポートがしっかりされて、つま先にかけて広がっていく感じ。聞けばオールデンインディーブーツ405(Alden indyBoots405)に使われているラストはトゥルーバランスラストといって、モディファイドラストと同様に矯正靴に区分される物との事。どうりで土踏まずをグッと持ち上げるサポートが強い訳です。
このごつい見た目にこのラストをあわせるとは、オールデンさん確信犯ですねー！

もしあなたがインディーブーツを買おうかどうか迷っているのであれば、試し履きする事をオススメします。ブーツとは思えない衝撃的な履き心地は”物欲”を鷲掴みにすること間違いなしです！

とはいえ、定価７万７０００円の靴はおいそれと買えませんよね。
僕は去年末からトリッカーズ”カントリー”→クロケット＆ジョーンズ”チャートシー”→ジャランスリウァヤ”スエードウイングチップ”と３足も靴を立て続けに買ったばかりだったので、見送ろうと思っていました。

が、、、、今の世の中は恐い物です
ヤフオクでささっと探すと、何とマイサイズのインディーブーツが４万円ちょっとであるではないですか！買うかどうか、うーーーーんと迷ったあげく、我慢しきれずにポチッと購入。だってあの履き心地を体験したら我慢するの無理ですよー。

待つ事１週間。
ゆうパックのお兄さんが届けてくれた包みを開けると、
来ました来ましたオールデンインディーブーツ405(Alden indyBoots405)！

見てください！この革の感じ。
渋いでしょー
グローブな様な皺が入りって、鈍く輝いています！

ユーズドなんですが、ほとんど履かれていなかったらしくヒールもほとんど減っていない状態でほぼ新品の様でした。

ただアッパーの革はあまり手入れされていなかったようなので、カサカサの状態。
すぐにコロニルプレミアムディマントを手で塗込んで、たっぷりと保湿＆栄養補給。
さらにM.モゥブレィのシュークリームジャー（ニュートラル）を塗り、ひたすらブラッシング。
これを1日繰り返したら、
見るからに革がしっとり・もっちりして
少しブラウンの色目も濃くなるほど。届いた頃とはまるで別物の靴のような輝きがでました。