2009年9月9日水曜日

adtechTOKYO !!

adtechTOKYOは熱いイベントだった
何かが生まれるときだけに出る圧倒的な熱量がそこにあった気がする
私が参加したどのセッションからも
一様にソーシャルメディアとIMCの重要性が語られていた
私は10個程度のセッションに出たのだが大ざっくりまとめると、、、

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ソーシャルメディアの出現によって従来のブランディング手法である
「OneVoice」は実施不可能となり、ブランドは受け手によって作られる時代になった。
ROIに偏ったオンラインマーケティングは益々盛んになり、
長期的な施策である「ブランディング」は一旦は収縮したものの、
価値の再評価がなされ長期的なROI指標ではまだまだ重要なマーケティング手法であると
今日では認識されている。
たとえばユニクロックはTシャツを売ることには貢献しなかったが、カンヌを受賞したことにより、ユニクロパリ店出店時にユニクロのイメージ向上に役立ち、ユニクロがパリっ子から支持されるブランド作りに大きく影響した。

このようにブランディングは今日でも重要なテーマであるが、
「One Voice」が不可能な今、口コミや評判の場を作ってゆるく囲い込む
カンバセ―ションが新しいブランディング施策として注目されている。
やらせではなく、場を提供する、つまりおもてなしをすることで
好意を持ってもらい、高評価を得るという(たい)手法だ。

そしてこのカンバセ―ションをふくみ、コミュニケーション全体を設計・コントロールするのが、IMC(統合型マーケティングコミュニケーション)である。

今後すべからく広告会社はこのIMCの設計・実行力を持つことが要求される時代になる
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のような感じになる