2008年11月24日月曜日

ユニクロック

趣旨とは違いますがユニクロック

こうやってオバマのYOUTUBEと並べると

日本のユニークさが分かるかも、、、、



2008年11月10日月曜日

投稿動画界のビデオリサーチ tube mogul



tube mogulはYoutube等の投稿動画サイトでView率やドロップ率などの各種数値を取得するシリコンバレーのオンラインベンチャー。
彼らの仕組みは単純で、複数の投稿動画サイトに一括でアップできる管理画面を用意。
ユーザーは動画サイトごとによって微妙に違う規格の差を意識することなく投稿する事が出来る。
tube mogulはこの管理画面を通してアップされる動画に自動的に計測用のタグを付与。このタグを通じて、どこのサイトでいつ再生されたかを一括でレポートできるというもの。
仕組みを聞くとものすごい単純なのだが、こういったサービスはどこが業界標準をとるのかが勝負になるため、大手調査機関がまごついている間に如何に先行できるのかが勝負になると思われる。まあアメリカの場合大手に買われるのをまっているというが本当の所のような気もしますが。。。

2008年11月8日土曜日

驚異の会社 ROCK YOU

ROCK YOUという会社をご存じだろうか?
簡単にいえばヴィジェットの開発屋さんなのだが
日本のヴィジェット屋さんとは一味も二味も違う

かれらの強みは2つ
1つは膨大なPVを持っていること
これはヴィジェットを開発する際にマルチプラットフォーム化を前提としているので
フェイスブック+マイスペース+その他のSNSからPV数をとることができる
その結果10憶PVを1か月に持つにいたっている
2つ目はリッチな広告展開ができること
日本のブログパーツ広告のようにブログパーツ内で完結させるのではなく、
基本的にヴィジェットから広告エキスパンドさせ、画面をジャックした広告を展開できること
(フェイスブックの広告より圧倒的に目立つ!)

この2つの特徴により彼らはメディアのインフラを持たない、広告
メデイア会社となった。これはメディア会社としては史上初であり、大きなパラダイムシフト
だと言える。
日本に彼らが上陸することを想定すると、SNSのメディア広告は売れなくなり
彼らのようなヴィジェットパーツ屋が圧倒的に売れるという現象が起きる可能性が現実味を帯びてくる。

Keynote2日目 シェリーさんのスピーチ


Keynote2日目はogilivy&matherCEOのシェリーラザウェル
英語のプレゼンテーションでしたが内容についてはちょっと不安なので
トラックバック先のリクルートメディアラボさんから一部拝借

オバマ大統領の選挙戦におけるデジタル戦略の話と「Diamond Shreddies」というシリアルのキャンペーン事例を中心に展開。
オバマ大統領選ではデジタル領域に属する全てのメディア(PCサイト、CGM動画サイト、モバイルサイト)などのメディアとデバイスをすべて統合的に結び選挙戦を戦った事例を紹介

「Diamond Shreddies」の事例はシリアルの事例
実は形は全く変わっていない四角いシリアルを、菱型になったとリニューアル広告
そしてその広告の内容は、シリアルを消費者に試食させ、その模様をインタビューしたもの
うんうん美味しくなったよ、なんて真面目な顔で言っているのがシニカルな感じでいいかんじ
もちろんYoutubeでバズって認知の向上に大きく貢献したとのこと



ついついメディアマンは認知度を上げる事が目的であると、広告投下量に頼りがちだが
優秀なクリエイターを起用し、アイデアとユニークさで勝負するというアプローチも
あるということを証明する好事例だ

2008年11月7日金曜日

広告枠の交換紹介会社 Rubicon

adネットワークがアメリカには既に300以上あり、すでにプレイヤーが飽和状態、質の良い枠が足りないという状態になっているという
そこで登場したのがRubicon
彼らはadネットワークとadネットワークを結び、お互いの枠を交換しあう場を提供する紹介会社
この手のモデルはYblantという会社もやっており、CPA課金によってリスクを負わされているadネットワークメ会社にとって保険のような存在となっているのだろう

2008年11月6日木曜日

いまさらですが、、、

アドテックのkeynoteでも何度となく紹介されたオバマの動画
アメリカの選挙は徹底的にオープンでエンターテイメントしていました

2008年11月5日水曜日

キーワードはCPAとADネットワーク



ad-tech2日目は頼もしい味方江戸っ子でITオタクの通訳のマイケルさんと視察
ITオタクというだけあって、マイケルさんはブースのプレゼンテーターよりも詳しく
説明をしてくれるという嬉しい誤算
すごいよマイケルさん

訪問したブースは
BIZTIEM、OTAIR、.FOX、RevShare、Socialradar、Nats、ispeakvideo.comなど
ispeakvideo.com、OTAIRはちょっと違うにしてもその他の企業は基本的に
アドネットワーク・アフィリエイトを複数統合管理し、CPA課金で納得のいくプロモーション
を行えるというのが基本的戦略
正直どこにいっても「CPA」で「アドネットワーク」または「アフィリエイト」で
ASP」型で分析を簡単にできて、、、エージェンシーにとっては血の気の引く夢のない話ばかり、、、
BTやターゲティングなんて言葉もほとんど存在しなかったのは、CPA課金にしてしまうから。。
すでにターゲティングの技術はCPA課金で損をしないための、メディア側に売る技術になってしまっているのと感じた

しかしアメリカでは興味深いオンラインキャンペーンが沢山あるのも事実
ad-tecではその片鱗を感じることはできなかった
それはアメリカでは、戦略やコミュニケーションという言葉はメディアエージェンシーの
範疇ではなく、クリエイティブエージェンシーの範疇ということの現れなのだろうか?

AdReady





AdRedyのWEBサイトはこちら



今回のツアーで最初に訪問した企業ブース

機能としては大きく2つで構成される

①テンプレートによるクリエイティブ作成

②アドネットワークを統括管理するキャンペーンマネジメントツール

テンプレートモデルによりクリエイティブの敷居の高さを下げ、

アドネットワークを統合管理することで、広告効果を出す

という非常に合理的なツール

リスティング広告の手軽さをWEBADにも採用したモデル

おもに小規模の広告主を狙った展開をしているという

ただし機能は本格派でサイトカタリストなどの解析ツールとの連携も可能というから驚きだ

キャンペーン運用後は予算調整(ネットワーク内の媒体ごとに最適化、ネットワークごとの予算の最適化、

クリエイティブの最適化)が可能とのこと

さらに課金モデルも媒体費からのマージンで賄っているという

参加メディアは全米の主要なアドネットワークをほぼすべて網羅し、代理店が独自に追加することも可能に

ライバル社は特にいないということであったが、

同様のサービスはアドテック会場を見渡しても多数あり、アメリカではすでに主流のサービスとなりつつあるのかもしれない

このようなASPによる広告マネジメントサービスはアメリカでは普及しつつあるようである

媒体との販売窓口を代理店・REPに集約している日本との環境の違いはあるにせよ

このモデルが日本で普及することを予測しつつ、代理店は生き残り戦略を考えないといけない

と強く感じた