以前ご紹介したオードリー同様、クロケットの傑作ラスト337通称パリラストを採用したパンチドトゥの一足です
カラーはオードリーのブラックに対してよりカジュアルに履きたかったのでチェスナットアンティークをチョイス
オードリーよりもだいぶ華やかな印象ですよね
クロケット&ジョーンズ ベルグレイブ(Belgrave) |
このベルグレイブ、実はずっと狙っていた一足だったんです。
なぜかというと、クロケットの現社長のジャナサンジョーンズ氏はベルグレイブを手に取って絶賛しているんです。要約すると
”仕事柄たくさんの靴を短期間で履くので、長期間同じ靴を履くことはないのだが、ベルグレイブは別格。何度も修理して履き続ける価値のある靴である”
別のインタビューでは
”ベルグレイブはメンテナンスにふさわしい最高級の靴。ソールを3回張り替え10年はいている。”
※最高級靴読本 究極メンテナンス編写真 引用 |
しかもジョナサン氏が履き込んだベルグレイブは素晴らしいエイジングを経てさらにかっこよくなっている。
話を私の靴に戻すと、うっとりするほど素晴らしいのは、パリラスト特有のスクエア気味のトゥとセミグローブの組み合わせにチェスナット乗ったつま先部分。
履き心地も抜群なんですよね。
踵部分も丁寧な仕事ぶりが見えます
337ラストは踵がルーズだという噂もありますが、素材の柔らかさで包み込んでくれるようなホールド感です。しっかりつかむというよりは、柔らかく包む、そんな感じのフィッティングです。
ソールはオードリーは反カラスでしたがこちらは綺麗なヒドゥンチャンネル仕上げ
今回はトゥにヴィンテージスティールを入れてみました
非常にしなやかな底材を使っているので返りが出るのは早そうなので迷ったのですが、機能というよりは、この組み合わせのルックスが気に入っていますw
インソックはハンドグレードらしく、同色の型押し
表側同様の革を使っているらしく、非常にしなやかで高級な素材を使っていることがわかります。ここら辺が上級グレードらしい奢りです。
実際には着心地は、通常グレードとはかなり差が出ます。
オードリーのときにも感じましたが、素材の柔らかさを最大限生かした履き心地は、別格の一言。分厚い革の固い部分で作るトリッカーズとは、同じイングランドのノーザンプトン出身のブランドなのに、対照的な作り方です。足なじみが非常によく、靴擦れなどは起こしません。
気になるサイズはオードリー同様8E。8Dでも大丈夫そうでした。
最後にこんなお遊びもw
2014年の一足めにふさわしい素晴らしい靴に出会えてよかった。
今年も幸先の良いスタートが切れそうです!
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