A.P.Cといえばジャントゥイトゥが操業したフランスのカジュアルブランド。アニエスb.によって大ヒットしたフレンチカジュアルの流れで登場しながらも、アニエスb.とはまた違った、”静的”で”内面的”な独特の世界観の服は90年代に大ヒットしました。僕もご多分に漏れず、大学時代になけなしのバイト代で代官山の1号店には通い、ジーンズやPコートなんか買ってました。普遍的でミニマルなデザインの服は10年経った今でも古さを感じさせず、いまでも一軍です。
またA.P.Cは本格的なデニムにも定評があり、深い藍・赤ミミ・細身のストレートレッグと本格的な仕様は今のデニムの流れを作ったオリジンと言ってもいいと思います。リーバイスとはまた違ったもう一つのスタンダードと言ってもいいのではないでしょうか。
そんな思い入れたっぷりなA.P.Cですが、新作からは少しの間足が遠のいていました。
が、、、先日購入したPOPEYE STYLE SAMPLE'13の特集で紹介されたJ.crewのファッションディレクターJACK O'CONNER氏の紹介記事を見て、俄然興味がわいてきました!
細身でちょいテーパードしたこのシルエットはまさに理想!
Jcrewのディレクターが自社のブランドのジーンズ以外をはいているということ、その事実自体がA.P.Cジーンズの完成度を表していると思います。僕の手持ちのジーンズではヌーディージーンズに近いのですが、よりシンプルで静的な魅力をもっています。バブアーのビューウィックやトリッカーズのシューズといったイングランド系のファッションと相性が抜群に良いので、A.P.C吉祥寺店の試着して即買い。シルエットはいくつかあったのですが、最新のシルエットであるニューキュアジーンズをセレクト。
すきっとした細身のストレートルック!
ジーンズの王道ですよね
バックスタイルも非常にシンプル
小振りなヒップポケットにステッチさえ入っていません
その他よけいな装飾も一切なし
このシンプルなポケットさえ個性的に見えてしまうところがミニマムを標榜するA.P.C のデザイン哲学のなせる技です
シンプルなジーンズですがディテールは凝っています
このジーンズで唯一目立つのが、シルバーのフロントボタン
藍色のジーンズにシルバーが目立ちます
生地の裏にもいくつかコダワリが
セルビッチの赤耳も特徴の一つ
66ジーンズを意識したディテールで、ロールアップする時のポイントになります
リベットの裏打ちも本格的
しっかりとシルバーの輝きを放っています
こんなところ誰も見ないのに凝っているところがここんちらしいww
履き心地は足にぴたっとフィットする感じでスキニーっぽい感じです
じつはここんちのデニムは既に10年ぶりの5本目。
久々に買ったこいつはトリッカーズやクロケット&ジョーンズなどの茶色の革靴と合わせて大人っぽく育てるつもりです。
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